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9月27日 大阪港→釜山(9月28日)



大阪港から釜山まで13000円、食事代1400円(朝、夕食)



フェリーの待合室は少し違和感を覚えた。出入り口、通路に船で運搬するダンボールの荷物が置いてあったり、台車で運搬している。乗客はその間をすり抜けていく。いわゆる5Sが全く出来ていない。近年、日本の公共的な場所ではめったにお目にかかれない。

この船は韓国の会社のようであるが、上部甲板をすべて開放している。日本の船ではお目にかかったことがない。ぐるり一番高いところから見回すことが出来て大変気持ちがいい

瀬戸内海を進む


淡路島と本州を結ぶ橋、名前は知らない。


橋をくぐる。


夕焼け







朝、対馬が見えてきた





船室は日本人と同室、2等の洋室。日本人と韓国人が同室にならないよう組み合わせていると同室の人が言っていたが。
この人が釜山港から地下鉄乗り場、さらに地下鉄に乗って釜山のバスターミナルまで親切に案内し連れて行ってくれた。輪行バッグが重かったのでうろうろしなくて良かった。琵琶湖の近くに住んでいるというエンジニアのTさん有難う。


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9月28日 釜山港→方魚津港

釜山港から10分ほど歩き地下鉄の駅に行き終点の老園とか言う名の駅で降りればそこが釜山総合バスターミナルである。釜山はとにかく大きな町なので自転車で町を出るのに苦労すると思い蔚山郊外の方魚津と言う田舎の港町にバスで行く事に決めていた。ここを自転車の出発点とする。約1時間で方魚津に到着。このバス停で自転車を組み立て宿探しをする。


当初このモーテルに行ったが50000ウオンと言わ引き下がった。
モーテルは日本のラブホテルのように車のナンバーが見えないようなすだれがある。
中のフロントも小さな窓口でやや秘密性がある。
しかし日本のようなこそこそした感じでなく、よりオープンで誰でも泊まれるようである。
この後も多く見かけた。



結局このビジネスモーテルと書かれたところにチェックイン


35000ウオンの部屋



泊まったモーテルの部屋に自転車を入れておく




早速港を見に行くと、港のまん前で何周年記念か何かのイベントが開かれていて
にぎやかな鳴り物が鳴らされていた。




中央祭壇のほかに脇のほうにも祭壇のようなもの
があり豚そのものがその祭壇の前に生贄にされて
いた。




中央祭壇、左手に笛のようなラッパのようなもの
や鉦、太鼓、琴などを演奏する人たち



楽隊の背後には贈られた花輪が









中央に主役の踊り手





この踊り手がいろんな種類の刀やら、いろんな道具
出してきては踊りまくる。
続けて1時間くらいは踊っていただろうか。



その踊りのサポートをするのが民族衣装をまと
った女性2から3人。途切れなく踊るのをいろいろ
補助している





いろんな刀を取り出して振り回したりほっぽり投げたり



周りの女性が時々と彼に深々と床に頭をすりつけ
ておじぎをする、どうもこの人は神様の状態らしい。




このひとりのひとが最初から踊りぱなし、凄い体力



何の奉納なのか周囲の若そうな人に英語で聞い
てみたが答えられる人はいなかった。



1時間ほど見ていたが最後にはトランス状態になり
刃先が上向きの2本の平行に置かれた刀の上に
乗る演技を始めたので気持ち悪くなりそこを離れた。




イカ釣り船




網を繕っていたのは多分インドネシア人
これにはちょっと驚いた。
韓国にもいるのである。




船に氷を積む。
製氷施設から直接積むことをしていない。


夕食は何を食べたか忘れた。
ひらめ刺身、と豆腐のちげ鍋か


刺身



客は少ない



初日にこの辛い鍋で強力パンチを受ける。



焼酎を飲む



日本の港町と比べまだ夜は店の明かりが多い





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9月29日 方魚津港→九龍浦港





本日のコース

 
より大きな地図で 方魚津→九龍浦 を表示


方魚津のモーテル




自転車を部屋に入れた。




右側は現代製鉄所の広い敷地
自転車道が走っている




現代重工業の門





韓国のガソリンも高いようだ。大体1/10だから
レギュラー169円
ハイオク188円と読むのであろう。






途中の港の前の刺し身屋
後で気付くのであるが、この東海岸はカニ海道である。
冬から春にかけてカニ一色になるものと思われる。






途中の港




朝飯を食べていなかったので途中の屋台で
おでんを食べる。




おでんの屋台




途中のNAA-RIという所でひとつ峠を越えなければ
ならないのは事前にわかっていた。原発の横を地
どうりに喘ぎながら登っていきようやく峠らしきところに着いたが下りになるところ
交通止めとなっていた。途中で車がまったく来ないし、道路の両端
に草が伸びているし何かおかしいなと思っていたが自
転車だから何とかなるさと言う気持ちで登ってきたが。
気持ち的にはかなり消耗した。引き返すしかない。




実は自業自得なのである。原発の横の道のど真ん中
にこのような看板がしつらえてあったのだ。これを無視
して進入したのである。周りには誰もいなかったし、い
ても会話が出来ないからかなり苦労したはず。でも行け
ないことぐらいはわかったはずなのだが。

 


原発の正門近くの看板
実はこの近くに新しい道(?)があり峠は長いトンネル
でくぐるようになっていた。
此処をはじめから通っていれば体力は消耗しなかった。
ただトンネルは車道だけで自転車は右端を怖い思いを
して通ったのだが




昼飯を食べる








言葉がまったく通じないので指差し会話帳 食事編を
持ち出し何が食べれるか指で指してもらった。
カルビタンとスンドゥブチゲがあるという。
スンドゥブチゲ、これは豆腐のスープということなので
かなり期待したが出てきたものは内容は豆腐のチゲ
そのものであったが色が赤色であった。
かっ、辛いのである。この辛さが後々まで尾を引き赤
色恐怖症となるのであった。




静岡では出発前には早い所では稲刈りが終わり、米を
近所の農家から購入している我が家では新米を食べ
始めたが我が静岡より平均的に3度は気温の低い韓国
まだ稲刈りが終わっていないことに少し驚いた。




九竜浦では港の近くのモーテル 
50000ウオン MOTEL NUNU
高いだけありなかなかいい部屋であった。



しっかりした木の床のようでオンドル部屋であった。

 






早速飯屋に出かけるが飯の頼み方がよくわからない。
下手に刺し身を頼むととんでもない量が出てきそうだし
一人前という交渉が出来ない。
といって鍋でも頼もうものなら量もさることながら、辛
さが心配。
また指差し会話帳で無難なところを指してもらった。




食事屋はほとんどが床に座り食べる。




本日のメインはあわびのおかゆ

本日は出発朝 6:55
到着 3:40
午後2時ごろより小雨模様でかなり濡れた。
走行距離  90.1Km


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